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2016(H28)年度 「英作文Ⅰ」受講生の皆さんへ 2つの連絡をします。 (1)語彙力増強計画 皆さんの語彙力増強を目指して課題を出します。 小テスト等で気がつくことは皆さんの語彙力が相当に乏しいことです(語彙力がなければ英語力向上は望むむべくもありません)。英語を勉強することは必ずしも語彙力を伸ばすことではありませんが、勉強が進むに連れて自然に語彙力は伸びていくものです。しかし、皆さんの語彙力が自然に伸びるのを待っているだけの時間はありません。 そこで、昨年度までの受講生に幾つかの分野について関連語彙をまとめてもらったファイルがありますので、それを活用します。そのファイルのダウンロード先を以下に書いておきますので、ダウンロードして必ずすべて確実に覚えて下さい(文法関連用語は皆さんが1年生の時に配布しました)。3回めからの小テストには毎回関連語句が入ります。 1. 文法関連用語 https://dl.dropboxusercontent.com/u/40370031/vocabulary%201%20%5Bgrammar-related%20words%5D.pdf 2. 国名・言語名 https://dl.dropboxusercontent.com/u/40370031/Vocabulary%202%20%5Bnames%20of%20the%20countries%5D.pdf 3. 学問分野名 https://dl.dropboxusercontent.com/u/40370031/vocabulary%203%20%5BFields%20of%20Study%5D.pdf 4. 身体部位名 https://dl.dropboxusercontent.com/u/40370031/vocabulary%204%EF%BC%BBhuman%20body%EF%BC%BD.pdf 5. 病名 https://dl.dropboxusercontent.com/u/40370031/vocabulary%205%20%5Bdiseases%20and%20physical%20disorders%5D.pdf (2)英作文力を伸ばすために 英語を書く力を身に付けるには努力が必要です。そして努力は必ず報われます。 以下の点に注意して勉強するといいでしょう。 *間違った箇所はその都度見直し、英語らしい言い回しを確実に覚えよう。 テストが返却されたら必ずどこが間違いであったかを確認し、今後は二度と間違えないように正しい英語表現を覚えてください。つまり、必ず復習をしてください。その復習は決して後回しにしないようにしてください。後回しにすると覚えるべきことがたくさんたまり、覚えきれません。どうせ覚えなければならないのなら、返却されたらすぐに覚えるほうが楽ですし、その後のテストの成績も上がり、他の授業でも役に立ちます。 *必ず復習しよう。 復習しないという人がいますが、それは大きな損をしています。知識や技能を身につけるには反復練習が何よりも必要です。英語を身につける行為を作物の収穫に例えれば、予習は種まき、授業は作物の成長、復習は収穫に当たります。つまり、予習で種まきをし、授業で作物を育て、復習で実りを刈り取る事になります。復習をしないということはせっかく育てた作物を収穫せずに放っておくということです。実にもったいないことですね。厳しく言えば、語学で復習しない人は決して伸びません。 *語彙力を伸ばそう。 できるだけ多くの英語の単語を覚えましょう。必ずしも「英単語力=英語力の向上」というわけではありませんが、単語を知らなければどうにもなりません。単語を知らなければ、英文を読むことも書くことも、聞くことも話すこともできません。極端な場合、単語を知っているだけでも、英文の大まかな意味は曖昧ながらも分かる場合もあれば、ある程度の会話も可能です(もちろん完全な文で話すには単語を配列する規則である文法が必要です)。単語は、 常識的なことですが、それぞれの言語の間には隔たりあります。こちら側の日本語の世界とあちら側の外国語の世界の間には大きな川があって、それぞれの世界が隔てられています。英語の単語は、喩えて言えば、此方側の日本語の岸辺からあちら側の英語の岸辺へ渡るときの飛び石のようなものです。飛び石は多ければ多いほど容易に日本語から英語、英語から日本語へ飛び移れます。つまり、英単語をたくさん知れば知っていれば知っているほど、英文を読み、書き、聞き、話すときに意味の理解が早く、そして正確になります。 *授業で出くわした単語は全て覚えよう。 あなたが受講している全ての英語関係の授業で出て来きた単語は全部覚えるようにしましょう。よく単語を英単語集で覚える人がいますが、それはやめましょう。そうした覚え方は、機械的になり、覚えるのが苦痛になります。その単語との出会いがないからです。それとは違い、英語の授業中に出てきた単語は、あなたとの出会いに基づく単語であり、そうした単語は親しみのある単語となります。それらは全て覚えましょう。一つの授業で覚えた単語が他の授業で出てくることはよくあります。その時、友人に再会した時のような懐かしさを覚えます。 *単語は全身で覚えよう(TPRを活用しよう)。 単語を覚えるときには全身を使って覚えましょう(全身といっても足の爪先などは入りません)。まず、目で見てその形の印象付ける、口を使って声に出す(発音する)、手を使って何回も書いて綴りを書く、声に出すということはその声(発音)を自分の耳で聞くということです。以上のように、言語に関するすべてのの感覚器官を使って覚えると、すなわち、Total Physical Response(全身反応:TPR)を活用すると、定着率は格段に向上します。ただ単語を目で見て覚えようとする人がいますが、定着率は極めて低く、すぐに忘れます(よほどの天才でもない限り、単語を眺めているだけでは定着率は10%もないでしょう)。 *単語は使える形で覚えよう。 動詞や形容詞はそれだけ単独に覚えても使えないことが圧倒的に多いです。たとえば、succeed =「成功する」と覚えても、殆ど役に立ちません。succeed in N =「~に成功する」という形で覚えると、"He succeeded in creating a new machine"という文法的に正しい英文が書け、応用力に富みます(因みに、"succeed"にはその後に to が続く場合["succeed to"]もあり、その時は全く違った意味になります。自分で辞書で調べてみてください)。その動詞にあった使い方(つまり、Usage[語法])を覚えるようにしましょう。そのようにして覚えれば、英文を読むときにも役に立ちますし、語法の感覚や文法意識が身につきます。形容詞などを覚えるときも同様です。 *派生語も一緒に覚えよう。 単語は独立して覚えるよりも派生語まで覚えるようにしましょう。たとえば、"conclude"(締めくくる・結論を下す)という動詞を一つだけ覚えるよりも、それから派生している形容詞("conclusive"[決定的な・終局の])や名詞("conclusion"[終結・結末・決定])まで覚えるようにしましょう(もちろん自動詞か他動詞かの区別、使い方も含めて)。また、たとえば、"grammar"という名詞であれば、形容詞("grammatical"[文法的な])やその反意語("ungrammatical"[非文法的な])、さらには"grammarian"([文法家])なども同時に覚えるように心がけましょう。そのように派生語まで含めて、いわば一つの単語のファミリーを全部まとめて覚える方が得です。 得なだけでなく、そのようにして覚えると、一つの単語が持っている意味の核がはっきりしてきます(実は、この「単語の意味の核 core meaninng」をつかむことが、きわめて重要なことなのです)。また、できれば語源などにも注意を向けるとさらに面白く単語が覚えられます。そのようにして単語への愛、さらには「言葉への愛」を深めていってもらいたいと思います。 ついでに、"conclude"について言えば、"in conclusion"(結論として、最後に、終わりに臨んで)や"to conclude"(結論的には)などの熟語(idiom)まで一緒に覚えると使える語彙の幅はなお一層広がります。 Remember NO PAINS, NO GAINS! 何事も楽して身につくことはありません。 N. Miyachi ==========================================================
by otegaru
| 2016-04-24 16:04
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